「お金がどうしても必要!」……でも借入れの前に

一口に「お金が必要」といっても色々な理由が考えられます。例えば住宅の購入、子供の進学の際に必要な教育資金。また病気やケガ、そして引越しや冠婚葬祭などにより、一時的にお金が必要な場合もあるでしょう。
借入れ方法には、理由や事情に応じて様々な選択肢が用意されていて、どの借入れ方法が適切なのかを検討する必要があります。
例えば…

住宅購入や改築費用を借入れる場合
住宅ローンの利用が考えられます。住宅ローンの条件は、各金融機関によって異なります。固定金利か変動金利なのか、借入れ金額、金利、返済額と返済期間、各種費用などを比較検討して住宅ローンを組むのが一般的です。
教育費用を借入れる場合
日本政策金融公庫などの公的な借入れが考えられます。また、各銀行が取扱う教育ローンを組むという選択肢も考えられます。
病気やケガなどにより一時的に必要な費用を借入れる場合
借入れを行う前に、まずは公的機関の補助制度を利用できないか検討してみましょう。病気や事故で入院となった場合、加入している公的医療制度で「高額療養費」の申請が可能です。これは、医療機関や薬局の窓口で支払った金額が、その月の初めから終わりまでで一定額を越えた場合に、越えた分を支給する制度です。

また、生命保険に加入している場合、生命保険の一時的借入れという手段も考えられます。 生命保険の種類には「掛け捨てタイプ」と「積立てタイプ」の2種類があり、 積立てタイプの場合であれば保険料から借入れを行うことができます。 例えば、かんぽ保険の場合は、年2.5%(2013年1月2日現在)の利率で借入れをすることができます。 生命保険の借入れの場合は、病気などの理由によらず、借入れをすることができますが、 あくまでも積立ての中での限度額内で借入れになりますので、借入れ可能額の確認が必要となります。

そのほかにも急なアクシデントの場合には、各自治体が用意している無利子貸付制度を利用することも考えられます。 名称や貸付条件が各自治体によって異なりますので、確認が必要です。

冠婚葬祭が重なったり、急な怪我や入院などで現金が必要になるなど、一時的に生活資金を急いで補填しなければならない場合は、 申込み・借入れが即日でできるクレジットカードのキャッシングやカードローンの利用が検討できますが、 利用しやすいというメリットがある反面、以下の点に充分留意して利用しましょう。

  • クレジットカードのキャッシングや、カードローンは他人からの「借金」で、将来の収入から返済しなくてはならない、ということを認識する。
  • いくら借りられるかではなく、いくらなら返せるかを考えて、あらかじめ自分自身の限度額を決める。
  • 何のために借りるのか、なぜ必要なのかを明確にしてから借りる。
  • 返済完了までの計画を立ててから利用する。
  • 借金返済のためには絶対利用しない。
  • 必ず金利や契約内容を良く確認してから利用する。
  • 悪質な業者や商法に注意する。

万が一のときに困らないよう、日頃から節約し、貯蓄するのもひとつの選択肢。日頃の収支を見直すことが大事ですね。